Union Special 43200G チェーンステッチサービス
お待たせしました、ついに始めます

デニムオタクの方々にとっては愚問かと思いますが
ユニオンスペシャル 43200G
とは何ぞや??
改めて、簡単に解説させて頂こうかと思います。
1950年代
アメリカのワークウエアの生産を支え、当時のジーンズカルチャーを語る上で
外すことのできないのが、このミシン
「ユニオンスペシャル43200G」
何をするミシンかと言えば
ジーンズの丈を上げをする為の専用ミシン。
なんだそれだけか、、、、、
と言いたくなってしまいそうですが、これで丈上げすると、、、、、、、、
かなり捻じれます!!!
「は??」
という声が聞こえてきそうですが、もうしばらくお付き合いください。
ようするにどうなるか、、、、再現がこちらです

↑丈上げしたばかりの写真
一見普通の裾ですが、よく見ると裾口がプクプク斜めに浮き上がっています。
そして穿きこむと、こう

なります
捻じれ部分が擦れて陰影ができ、ゴリっとした立体的な裾口になっていきます。
現代の高精度のミシンでは、これほど立体的な陰影は作れない
当時アメリカの精度の低いミシンだからこそ、この捻じれができる、、、、、
当時のアメリカの技術が生んだ偶然というわけです。
事実、あまりに捻じれる為に当時はよくクレームになったそう、、、、、
現在の技術しても、これだけ捻じれを再現することは不可能とまで言われてます
しかしながらこのミシン
ヴィンテージフリークにとっては、カリスマ的なミシン
1950年代、当時のヴィンテージデニムの雰囲気を再現し
当時の、リアルな縫製の荒さ(アジ)を出すためのミシン
というわけ
ちなみに現在はユニオンスペシャル社は廃業し、非常に入手困難な幻のミシンとなっています、、、、、、

いやぁ、かっこいいですね、、、、、道具フェチとしてはたまりません
当店では
この、ユニオンスペシャル43200Gでの丈上げサービスを開始致します
このミシンでの裾の丈上げだけでは、終わりません
裾をお湯につけてさらに捻じりを促し、より立体的な裾になるように仕上げさせて頂きます。
料金は 税込¥2000
もちろんですが、
通常のデニムの補修、、、、
穴あき補修、ポケットのスレキ交換、シルエット変更 etc.........
も承ってますよ!!
ジーンズを穿きつぶし育てる楽しみ
より一層、愛のある一本へ
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